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2010年5月31日月曜日

肌のタイプ

肌のタイプ:脂性肌、普通肌、乾性肌、混合肌や敏感肌

皮脂の分泌量によって脂性肌、普通肌、乾性肌に大別されます.
また、近年は混合肌や敏感肌といわれるものも増加しています。
自分の肌質を良く理解することは正しいスキンケアの第一歩です。

脂性肌(オイリースキン)
脂性肌とは,皮脂の分泌量が過剰な肌を脂性肌といいます。
オイリースキン、あるいは脂性などと呼ばれることもあります.
特徴:顔全体が光っており、毛孔が大きく開き、
鼻から両頬にかけて赤みを帯びています。
この状態がさらに進むと、油やけのため色素沈着することもあります。
また、皮脂の分泌が多いために皮膚が肥厚し、皮膚方面が凸凹に見えます。
このタイプは毛孔や汗孔によごれがたまりやすく、皮脂にはほこりなどがつきやすい。
そのまま放置しておきますとニキビなどの原因となります。
脂性肌は男性ホルモンが活発な人に多く、遺伝的素因も見られ、 
皮脂分泌はほかの性ホルモンや食事にも影響を受けます。

スタッフより
KOSAI Oriental Healthcare Center / 広済鍼灸院. All Rights Reserved.

2010年5月30日日曜日

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎

乳児期は、主として顔面、頭部に赤く腫れた皮疹ができます。
かゆみがあり、かきこわすと滲出し、びらんします。
頭部から体幹、四肢へと広がっていきます。

幼少期は頸部、肘の内側、膝の裏側など、
限られた部位に乾燥型の湿疹ができます。
皮膚が苔癬化する(キメが荒くなり厚くなる)傾向が強い。
体幹、四肢には毛孔に一致した角化性丘疹がみられます。

成人期は乾燥型の慢性湿疹のような症状が広範囲にみられ、
とくに上半身は症状が強い。ときに全身が赤みを帯び、
皮膚表面がフケのように剥がれ落ちる状態がみられます。

幼少期から成人期にかけては皮膚の乾燥、
皮脂分泌能の低下など、バリアー機能の低下がみられ、
病変部以外の皮膚も湿疹を起こしやすい状態にあります。
アトピー性皮膚炎の原因とされるものは、じつに様々です。
アトピー性皮膚炎患者の皮膚はバリアー機能が低下しているため、
些細なことも刺激となります。適切なスキンケアによって皮膚を保護し、
機能を正常に保つことは,治療の補助的手段として重要だといえます。

スタッフより
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皮膚の不安定期

皮膚の不安定期はいつですか?

皮膚に対する影響が多いのは、
月経直前1週間ぐらいの間です.
とくに2、3日の間に目立ちます.
この時皮膚は不安定になっていて、
アレルギーを起こしやすい。
そのため、化粧品を使うとき、
この時期に新しいものを使うことはさけた方がよいのです。

また、月経の腹痛をとるために鎮痛剤をのむと、
薬疹が起こることが多いのもこのためです。
また月経前にはうっ血をみます.
皮膚に出血をしたり、眼、はぐきから出血する人もいるほどです。
眼のまわりの皮膚は,一番うすいところです。
そのため、そこのうっ血がみえることがあります。
月経時に眼のクマが目立つ人がいるのはこのため。

更年期は早い人では40歳前後にはじまります。
この時期は、卵巣の働きが悪くなって、
女性ホルモンの分泌がへってきます。
そのため下垂体からの性腺刺激ホルモンの分泌が多くなってきます。
更年期の皮膚もまた、
体全体の調子に合わせて、不安定になっています。
そのため刺激を受けやすい.
例えばカブレを起こしやすい。

スタッフより
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お酒と肌

お酒と肌

適度なアルコールの摂取は血行を促進し、
食欲を増すなどの作用がみられます。
しかし摂取量が多すぎると
皮膚がほてってニキビができやすくなったり、
ビタミン群の消費を増大させます。
また、肝機能に障害が起こると栄養素の代謝などが滞り、
結果的に皮膚に悪影響を及ぼします。


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喫煙と肌

喫煙と肌

喫煙によって生じる一酸化炭素は酸素に比べて
血中のヘモグロビンと結合しやすいため,
抹消まで酸素が行きにくくなります。
加えて、タバコに含まれるニコチンが毛細血管を収縮し、
血行も悪くなります。
また喫煙は胃粘膜を荒らして食欲、消化吸収をにぶらせ、
皮膚の再生に重要なビタミンCの消費を増加させます。
そのため皮膚は栄養や酸素が不足した状態になり、
色、ツヤが悪くなってしまいます。

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美しい皮膚を作るための条件


美しい皮膚を作るための最も重要なことは?

健康な皮膚の美しさは健康な体があってはじめて生まれます。
皮膚は直接外界のいろいろなものにふれています。
その中には私たちの体に害のあるものもあります。
それらから体を守ってくれるのが皮膚です。
日光や温度の変化(暑さ寒さ)、湿気やほこり、
そして化粧品や医薬品など,
私たちが何とも感じない程度の刺激であっても、
皮膚はそれらによってたえず影響され、
そのため皮膚は内からと外からの両面から害を受けることになります。
皮膚の健康を保ち『皮膚の美しさ』をつくるために最も需要なことは、
できるだけ体の内側から皮膚をささえることによって、
外から受ける影響をできるだけ少なくすることでああります。


1)「美肌と食べ物」
皮膚は自分の働きを営むためと、生活で傷つけられたたものを
修復するための材料をとらなければなりません。
必要なものが『皮膚の栄養」です。
それは食物からだけ補われるもので、
化粧品から与えられるものではありません。

2)「皮膚と内臓」
皮膚は内臓と関係が深い。
皮膚が悪いと内臓の働きも悪くなってきますが、
逆に内臓が悪くなっても、皮膚の健康がおびやかされてきます。
そのため『皮膚と内臓」の関係をよく知って、
全身を健全に保つことが大切です。

3)「皮膚と血液循環」
皮膚の健康には、皮膚の血液循環がよいことが大切です。
これがよくないところに皮膚の健康はないと断言しても
言いすぎではありません。
血液循環がよくてはじめて食物からの栄養も皮膚に十分に行き渡ります。
また老廃物を皮膚から早く運び出してくれます。

4)「皮膚と精神衛生」
皮膚は、衛生学的にはその成立ちが神経と同じで、
お互いに密接な関係を持っています。
そのため、皮膚はその人の精神状態に支配されやすい。
それが不安定であると、皮膚も不安定になって、荒らされます。
このため「皮膚の精神衛生」について知っておくことが大切です。

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皮膚のお話


1.人体における最大の臓器は?

皮膚です。皮膚は心臓や肺などと同じように,複雑なしくみをもち、
体を健康に保つうえで重要な働きをしている臓器の一つです。
実際、大きさからいえば皮膚は人体における最大の臓器です。

2.皮膚の面積?重さ?厚さ?

すべての皮膚を平らにのばせば、その面積は大人で平均約16,000㎠といわれます。
重さは体重の約8%です。体重50kgの女性であれば皮膚の重さは約4kgほどになります。
かなり重いのです。
皮膚は非常に薄い。皮膚の厚さは平均1.4㎜(皮下組織をのぞく、表皮と真皮の厚さ)で、
眼のまわりの皮膚は,一番うすいところです、
最も薄いまぶたの皮膚などは薄紙をふれるようです。

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3.皮膚は内臓の鏡?

体が全体として健康でなければ皮膚も生き生きとして
はりのあるものになりません。
体が不健康であること、皮膚も生気のないものになってしまいます。
内臓の病気ではまっさきに顔の皮膚に異常が現れることが多く、
逆に皮膚の病気が内臓にまで影響を与えることもあります。
それゆえ、皮膚は内臓の鏡ともいわれます。

皮膚は体のまわりをおおっていて、体を保護してくれますが、
また体の一部でもあります。
私たちの体は、全体が健康に働いているときに、
すべての働きは順調な営みをつづけています。
そのため、内臓の働きが悪いと、
皮膚にもいろいろな変化が起こってきます。
『皮膚は内臓の鏡」これは内臓が悪いと皮膚に
いろいろな変化が起こるためで、
肝臓、腎臓、胃腸、内分泌線などが悪いと、
それぞれに特有の変化が皮膚に起こることがあります。

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5.キメの細かい肌の定義?

皮膚の表面には、碁盤目じまの溝と小さな孔とが沢山あって
皮膚の幅、深さ、孔の大きさはすべての人々に一様ではありません。
皮膚の幅がせまくて浅いときは、キメの細かい肌と呼ばれています。
年齢的にみますと、若い人ほどキメが細かく、
年をとるにしたがって荒くなってきます。
また、男性の方が女性よりキメは粗いのです。


6、皮膚の保湿機構
皮膚は体をつつむ一枚の単なる皮膜ではなく、
1つの臓器として大切な様々な機能を営んでいます。
皮膚には弾力があって、外部からの物理的な衝撃をやわらげます。
外からの水分は侵入しません。体の内側の水分も逃げて行きません。
これは皮膚がたくみな保湿(水分保持)機能を備えていますから。
皮膚は、外界からの様々な刺激を防ぐ重要なバリアとしての機能をもっています。
とくに美容との関係で大切な機能は、皮膚の保湿機能です。

皮膚の表面には絶えず皮脂と汗とが分泌されています.
汗は直接皮膚の表面に排泄されますが、皮脂はまず毛包に分泌されて、
それから毛包壁を通って、皮膚の表面に広がっていきます.
汗は水ですが、皮脂は油です。
ところがこの2つは、皮膚の表面ではうまく一様に
混じってうすい膜をつくっています.これは皮脂膜といわれます.
性質が油の膜に近いから。この膜があるために、皮膚の表面は滑らかで、
うるおいがあるとともに、しなやかな柔らかい肌になっています。
皮脂の分泌は個人差があり、多ければ脂性の皮膚、少なければ乾性の皮膚となり、
それぞれスキントラブルを起こしやすくなります。
脂性の皮膚に関係する病気としてニキビ、
乾性の皮膚に関係する病気としてアトピー性皮膚炎があります。

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