吹き出物

吹き出物

思春期の頃にできる吹き出物をニキビ、２０歳の大人になってできるものを

吹き出物や大人ニキビと区別することも有りますが状態は同じです。

いずれも毛穴に皮脂や汚れがつまりアクネ桿菌（ニキビ菌とも言われる）が増殖し炎症を起こします。

吹き出物は毛穴が詰まる事が大きな原因です。

アクネ菌は通常はさほど問題はありませんが、皮脂の分泌が過剰になった時に増殖し、

毛穴に詰まった皮脂や角質を遊離脂肪酸物質に分解します。

遊離脂肪酸が増えると毛穴が刺激されてさらに皮脂の分泌が増えます。

ニキビには大きく分けて炎症ニキビ、黒ニキビ、白ニキビ、化膿ニキビがあります。

・炎症（赤）ニキビは毛穴に詰まった皮脂にアクネ桿菌やブドウ球菌が増殖して

　白血球やリンパ球を刺激する事で炎症をおこしたニキビです。

　毛穴の内部の皮脂が腫れ上がっており、多くは触ると痛みを伴います。

・黒ニキビは皮膚の内側から盛り上がった皮脂の毛穴の入り口付近が酸化により

　黒く変色したもの状態をさします。鼻周囲にできる事が多いニキビです。

・白ニキビとは毛穴が閉じている状態で余分な脂肪が外へ出られず、

　皮膚が盛り上がった状態のものをさします。見た目は正常の皮膚の色と変わりません。

・化膿ニキビは赤ニキビを更に悪化させたものでアクネ桿菌やブドウ球菌の増殖により

　膿みが生じ、ニキビが盛り上がり触れると激しい痛みを伴います。