自宅でセルフケア ツボ押し: (6)肩こり
多くの人が悩まされている「肩こり」ひとくちに肩といっても 腕や背中、胸や首までつながっています。 人間は直立して重い頭を支えていますし、 片腕だけでも2キロあるものを常時つり下げているのですから 当然負担がかかります。 また、日常生活において、肩より上に腕を挙げる動作は ほとんどありません。 意外に動かしていないのが肩関節なのです。 肩甲骨はたくさんの筋肉に覆われています。 肩甲骨や周りの筋肉を意識して動かすことで肩こりを 予防することができます。 大切なのは、ひどくなるまでこりを溜めないこと。 仕事中も定期的に腕や肩のストレッチをしたり、 首をまわしてみてください。 ① 肩甲骨を動かす 肩と同じ高さに手を広げ、胸の前でこぶしを組むように。 そのまま肘を前後に水平に40回パタパタする。 天使の羽根(肩甲骨)を動かすイメージで。 腕を体側から肩より上に挙げたり下げたり。 肩甲骨が開閉するのを意識する。 ② 肩がこっている人は意外に鎖骨の下の大胸筋も 張っていることが多いのです。 女性はバストもあるのでなおさらです。 鎖骨の下を身体の中心から脇の方に向けて、 手のひらでマッサージしましょう。 脇の下のくぼみに手を入れて筋肉をつかむのも良い。 ③ 常時緊張している背中をケアするには、 イスに座ったまま上半身を前に倒し脱力。 膝の上に身体の重みを感じるように60秒。 ④ 正しい姿勢 長時間のデスクワークは悪い姿勢になりがちです。 意識して背筋を伸ばし血流を良くなります。 一点を凝視するPCも、眼の疲れ→肩こりへとつながります。 定期的に視点を移して眼を休ませることが大切です。 効果のあるツボ: 天柱 後頭部 髪の生え際にある二本の太い筋(僧坊筋)の外側 風池 後頭部耳の後にある先の尖った骨(乳様突起)の後方のくぼみ 合谷 手の甲側 親指と人差し指の間の骨が合わさるところ 人差し指寄り 外関 手首の外側 手首の横ジワ中央から肘に向かって指三本分 曲池 肘を曲げた時にできるシワの外側 スタッフより KOSAI Oriental Healthcare Center / 広済鍼灸院. All Rights Reserved. http://www.kosaihealthcare.com |
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