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2010年5月13日木曜日

 (6)肩こり

自宅でセルフケア ツボ押し: (6)肩こり


多くの人が悩まされている「肩こり」ひとくちに肩といっても
腕や背中、胸や首までつながっています。
人間は直立して重い頭を支えていますし、
片腕だけでも2キロあるものを常時つり下げているのですから
当然負担がかかります。
また、日常生活において、肩より上に腕を挙げる動作は
ほとんどありません。
意外に動かしていないのが肩関節なのです。

肩甲骨はたくさんの筋肉に覆われています。
肩甲骨や周りの筋肉を意識して動かすことで肩こりを
予防することができます。
大切なのは、ひどくなるまでこりを溜めないこと。
仕事中も定期的に腕や肩のストレッチをしたり、
首をまわしてみてください。

① 肩甲骨を動かす
  肩と同じ高さに手を広げ、胸の前でこぶしを組むように。
  そのまま肘を前後に水平に40回パタパタする。
  天使の羽根(肩甲骨)を動かすイメージで。
  腕を体側から肩より上に挙げたり下げたり。
  肩甲骨が開閉するのを意識する。

② 肩がこっている人は意外に鎖骨の下の大胸筋も
  張っていることが多いのです。
  女性はバストもあるのでなおさらです。
  鎖骨の下を身体の中心から脇の方に向けて、
  手のひらでマッサージしましょう。
  脇の下のくぼみに手を入れて筋肉をつかむのも良い。

③ 常時緊張している背中をケアするには、
  イスに座ったまま上半身を前に倒し脱力。
  膝の上に身体の重みを感じるように60秒。

④ 正しい姿勢
  長時間のデスクワークは悪い姿勢になりがちです。
  意識して背筋を伸ばし血流を良くなります。
  一点を凝視するPCも、眼の疲れ→肩こりへとつながります。
  定期的に視点を移して眼を休ませることが大切です。

効果のあるツボ:

天柱 後頭部 髪の生え際にある二本の太い筋(僧坊筋)の外側
風池 後頭部耳の後にある先の尖った骨(乳様突起)の後方のくぼみ
合谷 手の甲側 親指と人差し指の間の骨が合わさるところ 
   人差し指寄り
外関 手首の外側 手首の横ジワ中央から肘に向かって指三本分
曲池 肘を曲げた時にできるシワの外側

スタッフより
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