食物を消化して、吸収されやすい状態にまで分解して、
吸収するものが胃腸の本来の働きです。
そのため胃腸の働きが悪くなりますと、
栄養をとっても十分に吸収されないのです。
その結果、栄養のバランスが乱れてきます。
十分に分解されないものが吸収されて、
中毒を招くこともあります。
特に飲酒すると、全身の血行が良くなるためにその吸収が促進されて、
ジンマシンのような皮膚病が起こりやすい。
胃酸と肌
胃酸が少なくなってきますと、
無酸症と呼ばれるところまできます。
顔の皮膚が脂性に傾いてきます、
また、顔、とくに鼻の頭、頰などの毛細血管が広がって、
紅くなってきます。ときには黒眼のまわりの毛細血管も広がってきます。
酒糟(赤鼻)と呼ばれるものはこうして起こるもので、
鼻の頭が紅くなって脂ぎってきます。
ひどいと毛孔に皮脂がつまって『ニキビ』のように固まってきます。
便秘と肌
便秘というのは,直腸の中に糞便ー体に必要な上に、
有害なものが含まれていて、
一時も早く体外に排泄する必要のあるものー
が1日以上も停滞している状態です。
そのため便秘していますと、糞便の中の有害物質が吸収されて、
その毒物で中毒して吹出物ができてきます。
よく便秘するとニキビが悪くなります。
これは毛包のまわりには血管が多いので、
こうして吸収された毒物がそこにひっかかって,
『ニキビ』の吹出物を大きくします。
スタッフより
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