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2010年5月16日日曜日

内臓と肌 (2)

胃腸と肌

食物を消化して、吸収されやすい状態にまで分解して、
吸収するものが胃腸の本来の働きです。
そのため胃腸の働きが悪くなりますと、
栄養をとっても十分に吸収されないのです。
その結果、栄養のバランスが乱れてきます。
十分に分解されないものが吸収されて、
中毒を招くこともあります。
特に飲酒すると、全身の血行が良くなるためにその吸収が促進されて、
ジンマシンのような皮膚病が起こりやすい。

胃酸と肌

胃酸が少なくなってきますと、
無酸症と呼ばれるところまできます。
顔の皮膚が脂性に傾いてきます、
また、顔、とくに鼻の頭、頰などの毛細血管が広がって、
紅くなってきます。ときには黒眼のまわりの毛細血管も広がってきます。
酒糟(赤鼻)と呼ばれるものはこうして起こるもので、
鼻の頭が紅くなって脂ぎってきます。
ひどいと毛孔に皮脂がつまって『ニキビ』のように固まってきます。

便秘と肌

便秘というのは,直腸の中に糞便ー体に必要な上に、
有害なものが含まれていて、
一時も早く体外に排泄する必要のあるものー
が1日以上も停滞している状態です。

そのため便秘していますと、糞便の中の有害物質が吸収されて、
その毒物で中毒して吹出物ができてきます。
よく便秘するとニキビが悪くなります。
これは毛包のまわりには血管が多いので、
こうして吸収された毒物がそこにひっかかって,
『ニキビ』の吹出物を大きくします。


スタッフより
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